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飲食店の「ロゴ」の重要さと作り方のポイント

「ロゴ」は色、デザインやフォントなどから見る人に印象や感覚を与え、飲食店や会社の意味合いやメッセージ性を伝えられるものです。

お店のブランディングやイメージをしっかりと伝えるためにも適当には作ったり決めたりしてはいけません。

今回は、飲食店のロゴを作る時の考え方と作り方のヒントをお伝えしていきたいと思います。

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飲食店の「ロゴ」の大切さ〜意味を見出そう〜

まずはロゴの大切さ、意味合い、重要さをご説明していきましょう。

有名企業のロゴとその意味合いやメッセージ性

まずはロゴの重要性や意味合いの理解を深めるために、有名企業のロゴを参考に意味合いを紹介していきましょう。

やはり成功している裏側には細かいこだわりや意味がありますね。

スターバックス

画像引用元「スターバックスHP

アメリカのシアトル発祥のコーヒーチェーンのスターバックス。

日本でも凄まじい人気で皆さんも一度は見たことあると思います。

こちらのロゴは一面緑のカラーリングでギリシア神話に登場する人魚のセイレーン。

人魚がロゴデザインに組み込まれた理由や由来は、スターバックス創業メンバーの一人が、コーヒーや航海の歴史、シアトルという発祥の地の港のルーツを探っていたところ、ノルウェーの木版画に描かれたセイレーンを見つけロゴデザインに取り入れたようです。

スターバックスは何度かこのロゴを変更していますが今ではこの「緑」「二本の尾ひれの人魚」のアイコンで一目でスターバックスだと認識できるように図っていると思われます。

企業やお店の認知度でお店の象徴だとも言えるロゴの微調整をしていて、とても戦略的だと思います。

松屋

画像引用元「松屋HP

日本で全国展開している松屋。

著者もよくお世話になっています。

こちらのロゴには大きな円の中に二つの円が描かれているマークがありますね。

このマークには「大きな円=食べ物を運ぶおぼん」「小さな二つの円=どんぶりとお味噌汁」を表しているそうです。

松屋というお店が丼物を提供しているお店で、小さな円を添えることでお味噌汁もサービスでついてきますよというメッセージ性があります。

CI(コーポレートアイデンティティ)を飲食店として持とう

なかなか聞きなれない言葉だと思います。

わかりやすく解説していきましょう。

CI(コーポレートアイデンティティ)とは?

CI(コーポレートアイデンティティ)とは、デザイン性の高いロゴやシンボルマークを使って企業のコンセプトや理念を明確化し、会社のスタッフ、社員の認識と社外の人間やお客様がその企業やお店に対して持っている認識(イメージ)を一致させるもののことです。

要するにロゴやマークや色使いでお店、会社のイメージや理念を自社の社員と外部の人たちに向けて一致させるようにすることです。

飲食店としてのアイデンティティに活かそう

上記で説明したCI(コーポレートアイデンティティ)は飲食店でも活かせます。

お店の理念や業態、イメージをロゴに「意味」や「メッセージ」として込めて作る、考えることが大切ですね。

開業時にコンセプトを考え、そのコンセプトをロゴでどう表現するか考えましょう。

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成功する飲食店のロゴ制作に関してのポイント

ロゴの重要性が理解できたところで実際にどういったところに気をつけたらいいのかをご紹介していきます。

著者は特に以下の二点が簡単に変更できるけど悩ましいポイントだと思っています。

色使い

背景色や文字やアイコンの色一つで見る人への印象は全く違ってきます。

簡単に色のイメージを紹介していきましょう。

熱い、情熱的、力強さ、賑やか
POP、輝き、栄光、可愛い
安心・安全、癒し、自然、健康
クール、冷たい、海、清潔
不思議、スピリチュアル、大人
お洒落、落ち着き

などが色が人に与える印象です。

上記であげたスターバックスのロゴが真っ黒で描かれていたら個人的印象ですが少しモダンで大人なイメージになると思います。

開業するお店のイメージを色に投影して見ることをお勧めします。

フォントの注意点

次に「フォント」です。

色使い同様に大切ですので、注意すべきポイントも一緒にご説明していきます。

フォントから汲みとれるイメージ

多くのロゴが店舗名を入れると思うのですがその店名のテキストに使うフォントにおいても色使い同様のお客様に与える印象が変わってきます。

参考例で見て見ましょう。

どうですか?

左は少し大人な印象、右はPOPな印象に感じませんか?

このようにフォントによる印象操作をしっかりと行い、お店のターゲット層のお客様にあうように考えることが色使い同様に大切ですね。

フォントの権利関係に気をつける!

ロゴに既存のフォントをそのまま使う場合は、そのフォントの権利関係や商業利用に気を付けましょう。

どうやって気をつければいいのか?確認方法は簡単で「各フォントの提供元の規約をチェックする」ようにしてください。

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ロゴの簡単な作り方

ロゴをプロのデザイナーに依頼すると5万円あたりが相場です。

開業時にそこまで予算を割くことができない、、という方にケース分けしたサイトを3つご紹介します。

資金を避けないけどロゴをしっかり決めたい〜無料がいい方へおすすめ〜

LOGASTER

開業準備において時間もなかなか作ることが難しいと思いますがこちらのサイトは24時間対応、数分でロゴを完成させることができるサイトです。

低解像度に限定されますが「無料」でダウンロード可能なのでぜひ活用して見ましょう。

ハイクオリティデザイン、セミオーダー形式を低価格でしたい方へおすすめ

LOGOLO

セミオーダー形式で¥19,800(2案の提案あり)のお手頃価格ですね。

他にも

トレースプラン…完成された図案のデータ化を行えるプラン
フルオーダープラン…お客様のご要望、指示を元に制作するプラン

もありますので便利ですね。

イラレやフォトショップが得意で自分で作りたいけどアイデアが欲しい方におすすめ

logostock

様々なロゴが紹介されています。

もちろんそのまま使うのは絶対ダメですが色使いやフォントなど参考にしてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は飲食店のロゴに関しての記事を書かせていただきましたが、ロゴ一つの大切さは伝わりましたでしょうか?

ロゴはいわばお店の顔です、その意味を理解し戦略的に作ることが大切ですし何よりこだわると愛着を持てますよね(個人的にすごく愛着持ってしまいます)。

せっかく安くない出費で開業するならこだわって、愛せるお店作りをしていきましょう!

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