ユビレジを導入するにあたっての初期費用は0円となっていますが、実際に使えるようにするためには、iPadやキッチンプリンター、ドロワーなどの周辺機器をご自身で揃えなければなりません(ユビレジからレンタルも可能)。
今回はタブレットPOSレジの『ユビレジ』の運用の際に必要になってくる周辺機器と費用相場についてご説明していきたいと思います。
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タブレットPOSレジ「ユビレジ」のご説明
タブレットPOSレジ「ユビレジ」がどのようなPOSレジなのかをまずは簡単にご紹介します。メインは周辺機器の説明なのでこちらでは簡単に概要をお伝えしましょう。
まずタブレットPOSレジというのは何なのか?
簡単に説明するとiPadや各種タブレット端末を使用し、アプリやシステムでPOSレジの機能をもたせたモノです。
新規開業時などに一番多く導入されているのがこのタブレットPOSレジで、従来のPOSレジのシステムと同じく顧客管理、商品・在庫管理、さらにはスタッフの勤怠管理などもできるタブレットPOSレジもあり管理面がかなり効率化できます。
データ分析のために売上データをExcelで出力できたり、別のタブレットでもデータを見ることができ、導入コストも比較的やすく、機能面も割と良いので著者もこのタブレットPOSレジを使っています。
ユビレジとは?
世界初のiPadを使用したPOSレジで、サービス提供実績…2010年iPad発売から6年間以上の実績があります。
サービスエリアは日本だけでなく海外でも使用可能(外国語対応しています)利用者が増加中です。
対応業種としては飲食業、小売業、サービス業など様々な業種に対応しており、気になる費用ですが初期費用はなんと0円で(iPad、キッチンプリンター、ドロアーなどの周辺機器、通信費は別途自己負担になります)月額費用に関してはお店に合わせてのプランがあり柔軟性のある設計になっております。
ユビレジの導入実績
引用元「ユビレジHP」
ユビレジの導入件数も右肩上がりで、導入店舗数も2万店舗を突破しました。導入店舗の業態は飲食店が約74%を占めています。
引用元「ユビレジHP」
その手軽さや低コストで始められることから、個人店での導入も進んでいますが、HISやKICHIRIなどの複数の店舗をもつ企業からの採用もされています。
ユビレジの導入費用や月額費用は?
導入コスト
現状ユビレジは初期費用はなんと0円です。
しかしながら今回ご紹介する周辺機器のiPad、キッチンプリンター、ドロアーなどの周辺機器、通信費は別途自己負担になります。
月額費用
ユビレジの月額費用は各種プランが設定されており、飲食店向け、小売店向け、カスタマイズプランなどご自身のお店に合わせて契約できます。
長期契約の場合割引もあるので(飲食店ならば何か起こらない限り長期がほとんどでしょう)さらにお得にご利用できます。
プラン | 月額利用料 |
無料プラン | \0 |
プレミアムプラン | ¥4,750 / 月 |
飲食店向けプラン | ¥8,075 / 月 |
小売店向けプラン | ¥8,075 / 月 |
カスタマイズプラン | 要問合せ |
ユビレジには月額無料プランがあるので、新規開業の際に実際に試してみることができるのでありがたいですね!
ユビレジ導入で必要になってくる周辺機器と費用相場
初期費用が0円のユビレジですが、実際に使うために必要な「周辺機器」に関しては費用が発生します。
そんなユビレジの周辺機器の種類や費用、どんな用途があるのかなど詳しく説明していきます。
周辺機器の費用と用途を紹介
有料プランの加入や利用で割引がありますのでうまく利用しましょう!
下記ではユビレジ経由で購入した場合の金額をまとめてみました。
①iPad(ユビレジで購入できるのは第4世代)
費用…39,960円(ご自身ですでにお持ちであればそちらを利用しても可能です)
用途・注意点…ユビレジアプリでの会計はもちろん、ほとんどの機能に使用するので確実に必要になってきます。
②iPhone5(ユビレジで購入できるのはused)
費用…31,212円(ご自身ですでにiphoneもしくはiPod touchをお持ちであればそちらを利用しても可能です)(有料プランでご利用もしくはプラン加入で25,812円)
用途・注意点…飲食店のハンディとして使用されます。ハンディが必要な飲食の業種(小売やバーなど以外)はマストで必要になってきます。必要な台数分の確保が必要になってきますのでお店のサイズや業種に合わせて購入、確保しましょう。
③コンパクトレジスター
費用…70,092円(有料プランでご利用もしくはプラン加入で59,292円)
用途・注意点…お会計の際のレシートプリンターとキャッシュドロアが一体型になったものです。レジ機能を必要とするほとんどの業態がレジスターは必要になってくるかと思います。
④キャッシュドロア
費用…18.252円(有料プランでご利用もしくはプラン加入で16,092円)
用途・注意点…お会計の釣銭を入れておくものです。費用を抑えるために安いドロアを使用しても問題ないですがユビレジアプリと連動してドロアが開閉しますのでとても便利ですのでオペレーション面も考えながら購入しましょう。
⑤キッチンプリンター
費用…53,784円(有料プランでご利用もしくはプラン加入で42,984円)
用途・注意点…こちらはハンディ機能を使用する際にマストで必要です。
ハンディで入力したメニューがこちらのプリンタから出てきます。導入時に実は見落としがちなのが、このプリンタですので、忘れないようにお気を付けください。プリンタがあると無いとでは営業において効率性がまるで違います、大きな店舗は各ポジションで複数置いて機能させる必要がありますので、ハンディ同様ご自身のお店に対して的確な台数を購入しましょう。
⑥レシートプリンタ
費用…購入にはユビレジの「フルサポート+インターネット」「フルサポート」「導入サポート」いずれかの導入サポートの利用が必須。
用途・注意点…コンパクトレジスターを使わずキャッシュドロアを使用している方は必要です。基本的に新規導入をお考えであればコンパクトレジスターの方で問題ないと思います。
⑦カスタマーディスプレー
費用…37,800円
用途・注意点…カスタマーディスプレーは会計時、お客様に会計の合計金額・お預かり・お釣りを見せることができるものです。多くの飲食店や小売、テイクアウトメインのお店で必要になってくるかと思うのですが、最近多いテーブル会計メインの飲食店では必要のない機能なので注意しましょう。
⑧バーコドリーダー
費用…28,080円
用途・注意点…小売店やテイクアウトメインのお店で、数多くの商品を販売している場合、バーコードリーダーで商品ごとにすぐにお会計に商品を読み取ることができます。飲食店(レストラン、居酒屋、ダイニングなど)ではあまり必要ありません。
周辺機器の「レンタルプラン」
ユビレジでは、周辺機器のレンタルプランも用意されており、レジ導入に関してできる限り初期費用をかけたくない方にオススメなプランです。
「周辺機器レンタルプラン」
✔初期費用
0円
✔月々のレンタル費用
11,000円(2017年9月時点では開始記念キャンペーンで月々10,000円でさらに導入後2ヶ月間無料です!)
✔サービス内容
ユビレジのプレミアムプラン利用料、ドロワ一体型レシートプリンタのレンタル(訪問設置サポート付)、基本情報(メニュー内容、価格)入力代行
✔注意点
- 周辺機器・設置費用は5年間のレンタル契約です。価格は機器構成・台数によって変わります。
- レンタル期間満了後、商品はそのままお客様のものとなり、レンタル料はかからなくなります。
- レンタル期間満了後もユビレジプレミアムプランの利用料がかかります。
- レンタルプランは、株式会社ネクシィーズ・ゼロより提供されます。
参考:「ユビレジHP」
周辺機器導入のモデルケースをご紹介
上記で解説した周辺機器ですが、大きく2つのケースに分けて周辺機器の導入例を記載していきますので是非参考にしてみてください。
居酒屋・レストラン・ダイニングなどの場合
✔マストで必要になってくる周辺機器
- iPad
- コンパクトレジスター(もしくはキャッシュドロア+レシートプリンタ)
- iPhoneもしくはiPod touch複数(お店のサイズに合わせて)
- キッチンプリンタ複数(お店のサイズに合わせて)
このような周辺機器が必要になってきます。
ポイントはキッチンプリンターとハンディの台数を無駄なく、なおかつお店が潤滑に営業できるくらいの台数を準備することです。
参考までに著者は70席のお店でハンディ5台、キッチンプリンター3台でやっています。お店の業態やサイズ、レイアウトによっても変わってきますが「一番忙しい日に作業が詰まらない」くらいの台数をシミュレーションして決めていました。
小売・テイクアウトメインのお店の場合
✔マストで必要になってくる周辺機器
- iPad
- コンパクトレジスター(もしくはキャッシュドロア+レシートプリンタ)
- バーコードリーダー
飲食店の中でも小売店やテイクアウトメインの飲食店の場合、バーコードリーダーが必要になってきます。商品を一個一個手打ちしてのお会計だと、どうしても時間がかかりますので必ず準備しましょう。
軽減税率対策補助金で周辺機器導入費用をコストダウン
上記のご説明でユビレジを含めタブレットPOSレジの導入を参考にしている方、タブレットPOSレジの多くは初期費用がかからないのですが、その他周辺機器に費用がかかることを懸念している方も多くいるかと思います。
そんな人におすすすめな費用を抑える制度があります!
軽減税率対策補助金という補助金の制度なんですが、下記にて簡単にご紹介していきます。
まず軽減税率とは?
消費税率を10%に引き上げる際、低所得者対策として特定品目(ケータリングやテイクアウトの飲料や食料など)の税率を他の品目に比べて低く定めるという税率のことで、開始予定は2019年10月1日から特定品目の適用税率は8%です。
軽減税率対策補助金とユビレジとの関係
上記の軽減税率の場合、多くのお店や会社がレジの機能の見直しを取らざるを得なくなるので「現在の使用レジが複数の税設定ができなく、それを可能なレジを導入する必要がある場合などは、補助金出しますよ!」という制度なのです。
そしてこの軽減税率対策補助金の対象は、
小売業では資本金5,000万円以下または従業員が50人以下の中小企業者・小規模事業者、または飲食業・サービス業では資本金5,000万円以下または従業員が100人以下の中小企業者・小規模事業者で、補助金税率対象品目(ケータリングやテイクアウトの飲料や食料など)の取り扱いがあること。
そして今回紹介しているユビレジは、初期でかかる費用であるレジ本体の費用のほかに、レジ機能に直結する付属機器等(レシートプリンタ・キャッシュドロア・バーコードリーダー・決済端末および リーダー・カスタマーディスプレイ・ルーター・サーバ、導入サポート)も合わせて補助対象となり最大で2/3を補助してもらえるのです!
補助金の申請はユビレジ側が代行またサポートしてくれるので、ご自身の負担もなくお得に導入することができます。
著者も開業時この軽減税率対策補助金を受けましたが本当に助かりました。
あれやこれやお金のかかる開業時に強い味方ですので導入をお考えの方は是非参考にしてください!
その他必要になるインターネット環境
ユビレジを利用するにあたって周辺機器とは別に、インターネット環境(Wi-Fi)が必要になってきます。
今はほとんどの飲食店でインターネット環境はあると思うのですが、ユビレジを含めたタブレットPOSレジはインターネット環境(Wi-Fi)ありきでのサービスになっていますので、きちんとインターネットが繋がるように準備しましょう。
一応オフライン(インターネットが繋がっていない時)の時にも利用できるサービスもあるので、下記にまとめておきます。
まとめ
今回はユビレジの周辺機器に関してお伝えさせていただきました。
やはり多少の費用がかかりますが、それ以上の機能やサービスだと個人的には思っています。
費用の面でもPOSレジと比較すると圧倒的に安いですし、機能も申し分ないので現在入れ替えをお考えの方は是非参考にしてみてください。
開業時の方に関しては、ユビレジは本当に強い味方だと思います。様々なコストが開業時にはかかってきますが、コスト削減の観点でも良いレジだと思いますので参考にして、最高の開業ができるように今後も追求していきます。
迷ったら無料で一括問い合わせが便利!
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