事業主の方であれば、広報や広告宣伝用としてご自身でサイトを持たれているということも多いでしょう。

それに近年ではアフィリエイターやブロガーとして個人事業主となっている人も増えています。当然、自分のサイトは必要になりますね。

今回は、自分でサイトを作るなら必要になるサーバー代と勘定科目についてご説明していきたいと思います。

結論を言えば、サーバー代の勘定科目に明確に決まったものはありませんが、候補になる勘定科目はいくつかあります。ご自身の状況に一番合ったものを選んでもらって、仕訳や帳簿作成などで役立てていただければと思います。

この記事で分かること
サーバー代の勘定科目
勘定科目を決める時の注意点
インターネット関連費の勘定科目

確定申告をラクに終わらせませんか?

クラウド会計ソフトを使えば確定申告がかなりラクに早く終わります。口座と連携させて自動仕訳をしたり、スマホを使った領収書撮影、帳簿の自動作成、確定申告書作成ツールなど、確定申告を控えている個人事業主に便利な機能が盛りだくさん!無料で使えるフリープラン1ヵ月無料キャンペーンなどがあり、会計ソフトを始めて使うという方もお試しで使ってみやすいです。登録は無料で簡単ですので、ぜひ一度お試しで使ってみてください。
無料でfreeeを試してみる
※【初心者向け】とにかく簡単!使いやすい
無料でMFクラウドを試してみる
※【簿記知識がある人向け】無料プランが充実

サーバー代に決まった勘定科目はない?関連する勘定科目

冒頭でもお伝えしたように、サーバー代の勘定科目に決まったものはありませんし、正解・不正解などもありません。

ただ、勘定科目を適当に何でもかんでもすれば良いという訳ではありませんので、以下の中からいずれかを選択してもらえれば問題ありません。

基本的には通信費でOK

サーバー代の勘定科目は基本的に通信費で大丈夫です。特に理由が無いのであれば、通信費にしておくことが手っ取り早いでしょう。

通信費の仕訳例

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
通信費 10,000 クレジットカード 10,000

通信費での仕訳例は上の通りです。10,000円のサーバー代をクレジットカードで支払ったという内容になっています。

仕訳のことが分かっていれば何の変哲もない仕訳ですね。

【関連記事】
通信費の勘定科目を使ってしっかり経費に!

広告宣伝費

「インターネットで広告を打ち出すためにサイトを作った」など、広告としての目的が明確になっているのであれば、サーバー代やサイト作成にかかった費用の勘定科目は広告宣伝費としてまとめて仕訳けても問題ありません。

広告費を合計いくら使ってどれくらいの利益があったか?といった、費用対効果を知りたい場合は、広告宣伝費とした方が管理しやすいかと思います。

広告宣伝費の仕訳例

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
広告宣伝費 10,000 クレジットカード 10,000

広告宣伝費での仕訳も通信費と同じです。借方勘定科目が変わったくらいです。

【関連記事】
広告宣伝費とは?広告宣伝費にできる費用の種類と接待交際費との違い

貸借料

サーバーはレンタルサーバーを契約して使っているという方も多いでしょうから、その場合は勘定科目を貸借料にしても間違いではありません。

ただ、実際のところサーバー代の勘定科目を貸借料にする人は少ないことでしょう。

長期前払費用にする必要性

サーバーの契約内容によっては、1年以上の長期契約をして先に数年分のサーバー代をまとめて払うという場合もあると思います。

1年以内であれば上記の方法で仕訳して問題ありませんが、1年を超えるサーバー代を先に払った場合は長期前払費用を使った処理をすることが正しいです。

具体的な仕訳方法を以下でお伝えします。

長期前払費用にする場合の仕訳例

例えば、1年1万円のサーバー代を3年分先に支払ったとします。以下のように仕訳をしていきます。

費用を支払った分の仕訳
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
前払費用 30,000 クレジットカード 30,000

まず、支払った日に前払費用として30,000円をクレジットカードで支払ったという仕訳をします。

この『前払費用』は、先に支払っている(資産)ということを表す勘定科目で、経費にはならない勘定科目です。

決算整理仕訳
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
通信費 10,000 前払費用 10,000

次に年末に決算整理仕訳を行います。決算整理仕訳では、30,000円の前払費用のうち、10,000円分は今年の通信費として使われたということを記帳します。

分かりやすいように年単位での例を出しましたが、月額料金を長期間先に払った場合は、確定申告する年の残りの月分だけを前払費用から経費へと決算整理仕訳します。

勘定科目を決めるときの注意点

お伝えの通り、サーバー代の勘定科目に決まったものはありません。そこまで難しく考えずに、サーバー代と関係してそうな勘定科目を使えば問題は無いでしょう。

ただ、勘定科目を決める時の注意点がいくつかありますので、そちらだけ気を付けて勘定科目を決めていただければと思います。

【関連記事】
勘定科目とは?勘定科目を選ぶ時の注意点とよく使う勘定科目

勘定科目はきちんと整理して統一する

サーバー代の勘定科目に特にコレという決まったものはありませんが、勘定科目をバラバラにしないように気を付けましょう。

例えば、今年のサーバー代は通信費にしたのに翌年の勘定科目は広告宣伝費にするようなことです。年単位で勘定科目が変わっていたら支出の管理もごちゃごちゃになってしまいます。

また、サーバー代の勘定科目は通信費が一般的ですが、他にも通信費の勘定科目が多い方は、他の勘定科目を使ってみたり、通信費の中でも「ネット関係とそれ以外」のようにきちんと整理が出来ていると後から見返した時に分かりやすいです。

さすがに関係ない勘定科目はNG

サーバー代の勘定科目は結論何でも良いのですが、あまりにも関係ない勘定科目はさすがによろしくありません。

サーバー代なのに勘定科目は「水道光熱費」。さすがに関係ないですね。後から自分で帳簿を見返した時も税務署の人が見た時も、何のことだか分からなくなってしまいます。

また、どの勘定科目にすれば良いか困った時にひとまず『雑費』で処理する方もいますが、雑費の多用は要注意です。

雑費が多すぎると税務署から目を付けられるきっかけにもなりますし、後から自分で見返した時にも同じく何の費用なのか分からなくなってしまいます。

【関連記事】
雑費で経費にする時に知っておきたいこと

プライベートでも使っている費用は家事按分する

同じサーバーで事業用とプライベート用両方のサイトドメインを使っているのであれば、家事按分することが正しいです。

サーバーだけだと限られますが、インターネット関係で言えばインターネット料金などが当てはまります。

例えば、自宅でインターネット回線を月額5,000円で契約していて、半分は仕事で使っていて半分は趣味の動画視聴などに使っているのであれば、半分の2,500円を家事按分して経費にします。

他にも自宅家賃や携帯料金など、家事按分できる支払いは多いので、気になる方は以下の記事を参考にしてみてください。

【関連記事】
家事按分とは?家事按分できる支払いや比率の計算方法・帳簿の付け方

サーバー代以外のインターネット関連費用と勘定科目

最後に、サーバー代以外のインターネットに関する費用の勘定科目について簡単にご説明します。

結論を言いますと、これらインターネット関連費用にも決まった勘定科目はありませんので、最適で分かりやすい勘定科目を選んでいただければと思います。

ドメイン取得費用

サーバーを契約したなら、ドメインも取得するかと思いますが、ドメイン取得費用も基本的には通信費で良いでしょう。他にも支払手数料にする場合もあります。

また、サーバー代を広告宣伝費にした場合は、ドメイン取得費用も広告宣伝費にした方が分かりやすいでしょう。

インターネット料金

インターネット料金は基本的に通信費ですね。

自宅でインターネット回線を契約する方は、上記の通り家事按分して一部を経費にするようになるでしょうから、家事按分の記事を参考にしてください。

似たものとして携帯料金も家事按分できます。

【関連記事】
携帯代も経費計上できる!経費にできる割合や記帳方法は?

ソフトウェア料金

ソフトウェア料金は基本的に2種類の勘定科目に分かれます。ソフトを購入してインストールするタイプは消耗品費、クラウド型で月額料金を払ってアカウント作成するものは通信費にすることが多いです。

ただ、こちらも正確な決まりはありませんし、目的に応じて勘定科目を変えることもあります。

例えば、そのソフトウェアが取引先と一斉にやり取りをするツールであれば、接待交際費でも間違いではないのです。

【関連記事】
会計ソフトの勘定科目は?種類ごとの違いや仕訳のやり方

まとめ

サーバー代にコレといって決まった勘定科目はありませんが、通信費にすることが多いようです。

決まりはありませんが、1度決めた勘定科目は同じ勘定科目を使い続けることや、1年を超えるサーバーの契約は、いったん長期前払費用の処理をして後から決算整理仕訳をするなどの気を付けるポイントがいくつかあります。

そこまで難しく考えずに、ご自身で分かりやすく整理して勘定科目を決めましょう。

確定申告をラクに終わらせませんか?

クラウド会計ソフトを使えば確定申告がかなりラクに早く終わります。口座と連携させて自動仕訳をしたり、スマホを使った領収書撮影、帳簿の自動作成、確定申告書作成ツールなど、確定申告を控えている個人事業主に便利な機能が盛りだくさん!無料で使えるフリープラン1ヵ月無料キャンペーンなどがあり、会計ソフトを始めて使うという方もお試しで使ってみやすいです。登録は無料で簡単ですので、ぜひ一度お試しで使ってみてください。
無料でfreeeを試してみる
※【初心者向け】とにかく簡単!使いやすい
無料でMFクラウドを試してみる
※【簿記知識がある人向け】無料プランが充実