はじめて確定申告をする個人事業主の方などは、やはり帳簿の書き方が一番気になるところですね。学校や職場で必ず教えてもらえる内容でもないため、書き方を全く知らない状態からスタートする人も多いはず。
帳簿は大きく分けると補助簿と主要簿がありますが、『補助簿』であればそれぞれの書き方が多少違っても1つ1つの帳簿の書き方自体は簡単です。一方、仕訳帳や総勘定元帳といった『主要簿』は少し書き方も難しくなります。
また、帳簿の書き方も簡易簿記と複式簿記の2種類あり、『簡易簿記』は家計簿のような感覚で帳簿が書けますが、『複式簿記』は仕訳のルールを知っておかないと書き方に少し困惑することでしょう。
このように、帳簿の種類や簿記方式によって帳簿の書き方も変わってきますが、今回はそれぞれの帳簿とそれぞれの簿記方式での帳簿の書き方についてお伝えしていきたいと思います。
この記事で分かること |
❶ 簡易簿記と複式簿記の書き方の違い ❷ 確定申告で必要になる帳簿の種類とそれぞれの書き方 ❸ 実際の帳簿の作り方 |
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簡易簿記と複式簿記|それぞれの帳簿の書き方の違い
冒頭でも触れましたが、帳簿の書き方にも2つの種類があり、『簡易簿記』と『複式簿記』に分かれます。
この簿記方式が違うとこで、帳簿の書き方や必要になる帳簿の種類、また、確定申告での控除額なども変わってきますので、最初に2つの簿記方式の書き方と違いをお伝えします。
簡易簿記の書き方
簡易簿記とは、その名の通り2つある簿記方式のうち、簡単な方の帳簿の書き方です。
作成する帳簿によって若干違いますが、基本的に『いつ・何に・いくら使ったか』を書いていけばよく、言い換えるなら家計簿を付ける感覚で帳簿も作れます。
特に詳しい簿記知識も必要になりませんので、はじめて帳簿を付ける方にはやりやすいかと思います。ただ、デメリットとして控除額が低くなることが挙げられます。
簡易簿記で帳簿を書いた方がいい人
簡易簿記で帳簿を付けていく人は、
- 白色申告の人
- 青色申告10万円控除を受ける人
になります。
青色申告の方は、青色申告承認申請書で簿記方式を選択する欄があったかと思いますが、そちらで簡易簿記を選択した人が対象です。ただ、後から変更も可能で、その後「55(※65)万円控除にしたい!」と思った方は、しっかり複式簿記で帳簿を付けることにより55(※65)万円控除を受けることも可能になります。
簡易簿記(単式簿記)とは、確定申告で必要な帳簿をつけるときの記帳方法の1つで、1つの勘定科目を用いて「目的」のみを記録するのが特徴です。 青色申告における簡易簿記の控除額は10万円なので、65万円の複式簿記ほどの節税にはなりませんが、[…]
複式簿記の書き方と全体の流れ
もう1つの簿記方式『複式簿記』になると、帳簿の書き方も難しくなってきます。
まず、いったん仕訳をする必要が出てきますので、仕訳の基礎(簿記知識)が必要になってきます。
さらに、仕訳帳や総勘定元帳も作る必要が出てきて、この2つの帳簿を作成する手間暇がかかります。
一方、メリットは青色申告特別控除が最大65万円にまで増額し実際に納める税金が10万円程度下がることになりますので、金銭的メリットがかなり大きいです。
複式簿記で帳簿を書いた方がいい人
上でもお伝えしましたが、複式簿記で帳簿を付ける人は青色申告特別控除の55(※65)万円を受けたい方です。
また、複式簿記の方が圧倒的に経営状況も把握しやすいので、個人事業主でも売上規模が大きい方や法人などは複式簿記で帳簿を付けることが当たり前です。
複式簿記の書き方の流れ
複式簿記で帳簿を付けていく全体的な流れは、上のようになります。
仕訳帳と総勘定元帳のそれぞれの詳しい書き方は後でご説明しますので、まずは大まかな流れを先にお伝えしておきます。
▼まず仕訳をする
複式簿記で帳簿の付ける際は、まず仕訳を行うことから始めます。
『借方』『貸方』で表された、資産・負債・純資産・費用・収益の5つの要素をそれぞれ定位置に振り分けて仕訳をします。
貸借対照表での3要素
借方 | 貸方 |
資産 | 負債 |
純資産 |
損益計算書での2要素
借方 | 貸方 |
費用 | 収益 |
仕訳の具体例は以下の記事を参考にしてみてください。
仕訳帳とは、すべての取引を「仕訳」を使って記録をし、仕訳けた内容を日付順に管理した帳簿のことです。 確定申告の青色申告には2通りの記帳方法があり、65万円の控除を受ける『複式簿記』では、仕訳帳の作成義務があります。 確定申告をす[…]
▼仕訳帳に転記する
上の仕訳で『借方』『貸方』に振り分けたものを仕訳帳へと転記していきます。振り分けたものを仕訳帳に書き写していくだけですので、作業自体は単純です。
▼総勘定元帳に転記する
複式簿記では総勘定元帳も必要になってきますので、仕訳帳の後は総勘定元帳にも転記していくことになります。
総勘定元帳は、勘定科目ごとにページ(項目)が分かれている帳簿のことですので、仕訳帳で書いた内容を「現金」や「消耗品費」などの勘定科目ごとに書き写していきます。
仕訳さえきちんとできていれば後は書き写すだけでそこまで難しくないのですが、書き写す作業が増えてとても手間がかかります。後でお伝えしますが、複式簿記で帳簿を付ける方は特に自動転記をしてくれる会計ソフトなどの便利なツールを上手に使っていきましょう。
複式簿記とは、帳簿の記帳方法の1つで、2つ以上の勘定科目を使って「目的(理由)」と「手段(結果)」を記録するのが特徴です。 仕入高 10,000 現金 10,000 複式簿記の場合、このように1つの取引[…]
確定申告で必要になる帳簿の種類
上の項目で簡易簿記と複式簿記の大まかな帳簿の書き方についてお伝えしていきましたが、実際には書いていく帳簿の種類も様々あります。
帳簿を付ける多くの方が、確定申告で作成義務があるので書こうとしているでしょうから、確定申告で必要になる帳簿についてご紹介します。
『青色申告』か『白色申告』かで必要になる帳簿の種類が変わりますし、同じ青色申告でも控除額を上げたいのであれば主要簿も含めて複式簿記で書いていく必要があります。
スマホの方は横にスライドできます→→
白色申告 | 青色申告 | ||
記帳方法 | 簡易簿記 | 簡易簿記 | 複式簿記 |
控除額 | なし | 10万円 | 65万円 |
作成義務がある帳簿 | 補助簿 | 補助簿 | 主要簿
補助簿 |
基本的には補助簿の6種類が必要になり、より控除を受けたい人は主要簿の2種類も書いていくことになります。それぞれの帳簿の書き方について以下で説明を進めていきます。
帳簿とは、事業における取引を記録したもので、大きく分けると主要簿と補助簿とに分類されます。主要簿には仕訳帳と総勘定元帳があり、補助簿には現金出納帳・買掛帳・売掛帳・経費帳・固定資産台帳などの帳簿がありますが、これらの帳簿は確定申告で必要にな[…]
補助簿の書き方まとめ
まず、簡易簿記でも複式簿記でも必要になってくる補助簿の書き方からです。
- 現金出納帳
- 預金出納帳
- 買掛帳
- 売掛帳
- 経費帳
- 固定資産台帳
上記の6種類がありますので、それぞれの書き方をご説明します。
現金出納帳の書き方
現金出納帳は、事業用の現金に増減があった時に記入します。残高を書く欄があり、実際の事業用財布や金庫などにある現金残高と一致させることが大事です。
現金出納帳の書き方例
(借方) 旅費交通費 1,000 / (貸方) 現金 1,000
(借方) 現金 100,000 / (貸方) 普通預金 100,000
(借方) 消耗品費 50,000 / (貸方) 現金 51,000
荷造運送費 1,000
このような仕訳を現金出納帳へ転記すると次のようになります。
このように、何にいくら使った(入ってきた)かを書き、残高を毎回記入していきます。
現金出納帳(げんきんすいとうちょう)とは、事業用の財布や金庫で管理している現金の動き(入出金)を日付順に記録し現金残高を管理する帳簿で、確定申告で作成義務のある補助簿の一つです。 簡単に言えば事業用の家計簿のようなものですが、確定申告[…]
預金出納帳の書き方
現金出納帳は財布などにある現金を管理するものでしたが、事業用の銀行口座などの残高に変動がある場合は預金出納帳を書きます。
口座が複数ある場合は、口座ごとに項目を分けて書く、いわゆる通帳のようなものです。
預金出納帳の書き方例
(借方) 普通預金 50,000 / (貸方) 売掛金 50,000
(借方) 買掛金 30,000 / (貸方) 普通預金 30,000
①と②の仕訳を預金出納帳に転記します。
このように口座ごとに入出金と勘定科目、残高を書いていきます。こちらも残高が実際の残高と一致している必要があります。
預金出納帳(よきんすいとうちょう)とは、預金の入出金を銀行口座ごとに記録した帳簿で、確定申告をする際に必要になる帳簿の一つでもあります。 商売には現金取引や掛け取引など色々な取引方法がありますが、今回は預金取引を記録する預金出納帳の役[…]
買掛帳の書き方
買掛金(ツケ)で支払いをした時は、買掛帳を書いて買掛金の管理をします。
買掛帳の記入例
簡易簿記
複式簿記
買掛帳での簡易簿記と複式簿記の違いは、勘定科目を記入するかどうかだけで、それ以外は上のように何にいくら使って買掛金はいくらあるのかを書いていきます。
買掛帳とは、買掛金(≒ツケ)を記帳しておく帳簿のことで、提出の必要はありませんが確定申告をするために記帳の義務があります。 個人で事業をされている方であれば、毎年必ず確定申告をすると思います。 その際にいくつか必要な帳簿があるの[…]
売掛帳の書き方
反対に売掛金が発生した場合(売上などを後払いで受け取る時)は、売掛帳を作ります。
売掛帳の記入例
代金は翌月末に、振込手数料648円を差し引いた金額が普通預金口座に入金される
簡易簿記
複式簿記
売掛金が後日入金されたことも想定してい帳簿を書いてみましたが、書く内容自体は買掛金と同じです。
売掛帳とは、売掛金を取引先ごとに記録する帳簿のことで、確定申告で作成が義務づけられています。 確定申告ではいくつか必要になってくる帳簿がありますが、その中の補助簿の一つである売掛帳の必要性や書き方・作成方法について説明していきます。 […]
経費帳の書き方
経費を使った場合は、経費帳にその内容を残しておきます。経費を使うということは、現金もしくは預金が減ったことになりますので、現金出納帳か預金出納帳を記入してから、その内容を転記する方が一般的です。
また、経費帳は使った経費の勘定科目ごとに帳簿に付けていきます。
経費帳の記入例(簡易簿記)
①6/15に電気代5000円が預金口座から引き落とされた
水道光熱費
日付 | 摘要 | 金額 | |
現金 | その他 | ||
6/15 | 電気代 ○月分振替 | 5,000 |
旅費交通費
日付 | 摘要 | 金額 | |
現金 | その他 | ||
6/20 | タクシー代(○○㈱ △△行き) | 1,000 |
経費帳は、このように勘定科目ごとに帳簿を書いていきます。
経費帳とは、仕入にかかった費用以外の必要経費を勘定科目ごと記録した帳簿のことで、確定申告する人に作成が義務付けられています。 仕入れ以外にも、電気代や通信費、消耗品など事業に関係ある支出がある方がほとんどでしょうが、そのことを経費帳に[…]
固定資産台帳の書き方
固定資産台帳は、土地や建物、10万円以上する高額な機械・工具器具などを購入した時に記入しておく帳簿です。
ここまででご説明した帳簿とは少し書き方が違い、固定資産そのものの取得年数や金額などの詳細を書いておくものです。
固定資産台帳の書き方例
資産名称 | ノートパソコン 〇〇製 管理番号〇〇〇 シルバー |
資産区分 | 器具・備品 |
取得年月日 | 2018.7.1 |
取得価格 | 150,000 |
耐用年数 | 4年 |
減価償却額 | 37,500 |
償却率 | 0.25 |
償却方法 | 定額法 |
帳簿価格 | 112,500 |
固定資産台帳には決まった書き方はありませんので、上のような項目を書いて残しておけば問題ありません。各項目の詳しい説明は以下の記事をご覧ください。
固定資産台帳とは、事業に関わる建物や10万円以上の備品などの固定資産を購入したときに、購入日・購入金額・名称などの情報を記録する帳簿で、確定申告でも作成義務がある補助簿の一つです。 固定資産台帳の作成には、義務だからという理由だけでは[…]
主要簿の書き方まとめ
補助簿だけでも帳簿の種類が結構ありましたね…。青色申告で高い控除を受けたいなどの理由で、複式簿記で帳簿を付ける方は、さらに仕訳帳と総勘定元帳の2つ主要簿も必要になってきます。
仕訳帳と総勘定元帳は、基本的に全ての取引に対して記録していく帳簿になるので、しっかり書き方を覚えておきたいところです。
仕訳帳の書き方
上でも触れましたが、仕訳帳を書く時はまず仕訳をしてから仕訳帳に転記していきます。
仕訳をする
仕訳をすることとは、上でもお伝えした勘定科目5つの要素のルールに沿って、取引内容を借方と貸方に分けていくことです。
借方 | 貸方 | |
売掛金 | 100,000 | |
売上 | 100,000 |
売掛金は『資産』勘定、売上は『収益』勘定になりますので、どちらも基本のポジションのままですね。
借方 | 貸方 | |
消耗品費 | 50,000 | |
現金 | 50,000 |
消耗品費は『費用』勘定、現金は『資産』勘定になります。
現金は資産科目なので本来借方に位置しますが、お金が減ったので逆の貸方に移動します。
ちなみに、テーブルなどの消耗品は10万円を超えると固定資産となり、勘定科目は「消耗品」になります。ここでは、10万円に満たないので費用の「消耗品費」となります。
借方 | 貸方 | |
現金 | 100,000 | |
普通預金 | 100,000 |
このように1つの取引でも必ず借方と貸方に分かれます。
仕訳帳に転記する
仕訳さえ済んでしまえば後はその内容を仕訳帳に書き写すだけなのでそこまで難しくありません。
以上が仕訳帳の基本的な書き方です。
仕訳帳とは、すべての取引を「仕訳」を使って記録をし、仕訳けた内容を日付順に管理した帳簿のことです。 確定申告の青色申告には2通りの記帳方法があり、65万円の控除を受ける『複式簿記』では、仕訳帳の作成義務があります。 確定申告をす[…]
総勘定元帳の書き方
複式簿記では、仕訳帳以外にも総勘定元帳が必要になります。
上でもお伝えしたように、仕訳帳を先に作り、その内容を今度は勘定科目ごとに書いていくものが総勘定元帳となります。
総勘定元帳の書き方例
このように仕訳帳に書いた内容を総勘定元帳に転記していきましょう。
このように、勘定科目ごとに分けて書いていく帳簿が総勘定元帳です。それぞれの勘定科目ごとの書き方の詳しい説明は以下の記事を参考にしてみてください。
総勘定元帳(そうかんじょうもとちょう)とは、日々の取引を日付順に記録した仕訳帳を基に、勘定科目ごとに記録した帳簿のことで、青色申告で65万円控除を受けるためには作成の義務があります。 青色申告をしっかりやって節税対策をお考えの個人事業[…]
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実際に帳簿を作成する方法【書き方が分からなくても大丈夫】
ここまで帳簿の書き方の基本的な部分をご説明してきましたが、正直言うと帳簿の種類も多くかなり大変そうですよね…。
実際、全てを自力でやろうとするとかなり大変で時間もかかってしまいます。
個人事業主の方であれば、とてもそんなに帳簿にかける時間も無いことでしょうし、あったとしてももっと事業のことに時間を使って売上やサービス向上に努めた方が良いです。
そこで、少しでも帳簿作成の時間を少なくするための帳簿の作り方をお伝えしていきたいと思います。
書き方が分からなくても大丈夫!はじめての人は会計ソフトがおすすめ
確定申告のために帳簿を作成する個人事業主などの方であれば、絶対と言って良いほど会計ソフトを使うことをおすすめします。
これまでで、必要な帳簿の種類はたくさんあるということと、1つの取引でも複数の帳簿に転記を繰り返さなければならいことが分かったと思います。
しかし、会計ソフトを使えば、基本的に取引記録を入力することで複数の帳簿に自動転記して勝手に作ってくれます。簿記の知識もそこまで要らなくなりますし、なにより作業量が減ります。
さらに、銀行口座など連携させておくことで取引内容も自動で記録してくれ、入力の手間も省けます。とにかく、作業時間が格段に削減できますので、ぜひ一度試してみてください。
細かい書き方が分からなくても大丈夫
会計ソフトならほぼ自動で帳簿を作ってくれますので、作る本人が詳しい帳簿の書き方が分からなくても大丈夫です。
この記事で書き方について説明していますが、「実際に書いてみないと分からない…」という状態の方も多いことでしょう。
そのような方が、会計ソフトを使って出来た帳簿を見てみると、「あぁ~、この帳簿はあの記事で言っていたコレのことね~」と、何となくは理解できると思います。
その程度で十分です。後は最後に数字が合っているかだけを確認して、それでも分からないか不安な場合は確定申告前に税務署職員や税理士、商工会職員などにチェックしてもらうと良いでしょう。
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いきなり有料の会計ソフトを使い始めることには抵抗があることでしょう。
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まずは実際に試してみてその便利さを体感してみてください。気に入れば有料プランを契約すれば良いですし(だいたい年間1万円程度)、もし気に入らなくても有料プランを契約しなければ料金は発生しません。
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公式サイト | 解説記事 |
「freeeの無料プランでできること」 「freeeの料金は?」 「freeeの評判は?」 |
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「MFクラウドが無料でできること」 「MFクラウドの料金」 「MFクラウドの評判は?」 |
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「やよいオンラインシリーズの無料プランでできること」 「やよいのクラウド確定申告の評判」 |
簿記の勉強中の方は手書きノートやエクセルでの作成がおすすめ
もしこちらの記事をご覧の方が簿記資格などを取得するために勉強中だというのであれば、実際にご自身で手を動かした方が身に付くことも多いでしょう。
文房具屋さんやAmazonなどを探せば、それぞれの帳簿のノートは1,000円程度で売っていますし、インターネットで「帳簿名 フォーマット」と検索すれば、各帳簿のエクセルなどのフォーマットも出てきます。
わざわざ白紙で1から作らなくても、フォーマットやテンプレートはたくさん出ていますので上手く使ってしっかり書き方を覚えていきましょう。
会計ソフトは簡単すぎて身に付けて覚えるためには向いていませんが、自分で帳簿を埋めていく作業を繰り返せば、自ずと知識も身に付いていくはずです。
まとめ
今回は、各帳簿の書き方についてご説明していきました。
書き方自体は慣れてしまえばそこまで難しいものではないのですが、手書きで作ろうとすると帳簿の種類も多いですし、作業量が増えてしまいます。
会計ソフトを上手く使えば、そこまで時間をかけずに帳簿も作れますし、細かい書き方が分からなくてもある程度形にすることができます。
特に実務で帳簿を作っていく方は、積極的に会計ソフトを使っていきましょう。
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